平成29年7月5日の九州北部豪雨により、豆田伝統的建造物群保存地区でも浸水被害が出ました。
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
市より依頼があり、ボランティアの作業指導にあたってもらえないかということで当会と大分県建築士会HMのメンバーにも協力を頂き、大分大学・別府大学・久留米工業大学の学生と共に床下の泥出し作業及び消毒等を行いました。伝建地区ということで古い建物が多く、泥出し作業も慎重に行わなければなりません。床板から畳まで元通りに戻せるよう番号をつけて運びだし、乾燥させ、清掃し元に戻す。傷も入らないよう、周りを養生して作業する手順を指導し、記録をとります。これの一連の作業がスムーズにいき、12棟の泥出し作業が終了ました。
学生ボランティアの延総数 84名(大学引率者も含む)、作業指導員 延14名でした。